鳥屋山645m
【日時】 ２００２年２月１７日（日）
【天候】 曇
【メンバー】 単独
【アプローチ】自宅（甘木市）−地方道−林道−駐車場
【山名】 鳥屋山645m 甘木市東北部の佐田にある山
【コース】 駐車場(14:05)−登山口(14:25)−４合目(14:45)
−８合目(15:00)−山頂(15:07)−奥の院(15:20)
−男岩・女岩(15:33)(15:40)−駐車場(16:25)
【参考資料】 分県登山ガイド「福岡県の山」
今日の午前中は雨だった。午後になると雨はやんだので、遅い出発で足慣らしに近場の鳥屋山に行きました。足慣らし近場の山です。
鳥屋山は甘木市東北部の佐田地区にあります。私の住んでいる平野からも山頂部が見えています。「福岡県の山」に記載された山では私の自宅から最も近くにあります。
自宅を午後１時４５分頃にパジェロイオで出発。国道３８６号線の十文字交差点（この近くが私の住居）を北東へと進みます。寺内ダムや「水の文化村」のサイドを通り、佐田川に沿って行けば「地下」に大きな案内板があります。右折して舗装林道を登れば駐車場があり、今回はここに駐車します。これから先もキャンプ場までは車で登ることは出来るが、トレーニング登山なので、少し林道を歩くことにする。午後２時1０分頃には駐車場に着いた。
自宅から鳥屋山キャンプ場の駐車場まで２０分位だ。この駐車場には１年以上は来ていなかったが、駐車場の山側には新しく林道が出来ていた。車が２駐車している。ゴム長靴を履いて簡単な食料を持って出発。車道で3人の家族連れと出合った。５分くらいでキャンプ場の「まき置き小屋」の横を登って女滝の前から登る。滝の水量は岩が湿っているだけだ。
登路は女滝の前から左へと登っている。急坂をジクザグに登るが、この辺りの杉が伐採されていた。落葉樹などが植えられるのかもしれない。ここを登れば女滝の上にでる。水流は全然ない。涸沢状態の登路を少し登れば、男道と女道が分岐している。立木に３本のテープのあるところが分岐点だ。右への登りが男道で急登で少しガレている。岩くずの多い登路は尾根の急坂で自然林の中を登っている。急な岩場があり鎖もついている。足場が良いので乾燥しているときは、鎖を掴まずとも登れる。途中右側の展望が良いところがある。
右の下方が男滝だ。ここを登れば小ピークで左に切り分けがあり展望がよくなった。この日はガスで展望はない。左へ尾根道を少し下れば、左から模擬木の階段の女道と出会う。右下に男滝上流の谷を見ながら竹林を緩く下る。この沢にも水は無い。
谷にある模擬木の橋を渡る。緩やかな杉林の中を登れば、４合目の石仏群に出会う。静かなたたずまいだ。ここから左に巻き道もあるが直登路があり、急坂の登坂路を登ってみる。ピークから少し下ると巻き道と合流する。
ここからは 平坦気味な登路となり、６合目からは尾根に付けられたジグザグの急坂となる。ここで久留米から来たという登山者と出会った。８合目からは、直登コースと右へ巻き道があり、登りは鎖のある直登コースは冒険道と名付けられている方を登った。手がかり足がかりが良く鎖を使わなくても登れる。尾根上に達したら自然林の中で壊れた社を右に見て、尾根上をそのまましばらく歩く。途中右から８合目からの巻き道と出会う。やがて三角点のある鳥屋山山頂だ。遠望はガスで遠望はない。
すぐに「奥の院」をめざす。途中に男岩、女岩があるが、帰りに立ち寄ることにして、左下の巻き道を進む。尾根を若干のアップダウンをしながら進めば、20分ほどで「奥の院」に到着。石仏や石塔が多くある。一巡してすぐに雄岩を目指すために往路を戻ります。雄岩に取り付き、その頂を極めてみる。ゴム長靴は岩場には非常に登りやすい。南の展望がいい場所なのだが、この日は残念ながらガスで展望はない。ついで直接雌岩へ行く。雌岩は鎖が付いているが、ここも鎖の世話にはならずに登れる。ここからも展望はない。少し水分の補給をして下山する。
ここから山頂へ戻り、山頂から少し下ったところから８合目へ左下へ巻き道を下る。そして右へ折れ下っている。以前よりも手入れがなされ、よく踏まれている。８合目で鎖場コースと合流する。
４合目に降りるコースは巻き道を下った。それから谷を渡ってからしばらくで男道との分岐があり、疑似木階段のある女道を下った。こちらは歩きやすい道になっている。女滝の上で男道と合流する。これを下れば女滝の前に出て男滝へ回ってみる。水はほとんど流れていなかった。冬なのでキャンプ場も静かでカラスが飛んでいく羽音が良く聞こえるほどの静かさだった。