キツネノカミソリの古処山（860m） 福岡県朝倉市の山

【日時】　　　２００６年７月２９日（土）
【天候】　　　晴
【メンバー】　単独
【アプローチ】自宅（甘木市）−地方道−R500−R322−古処林道−林道広場
【山名】　　　古処山（860m）　甘木市・嘉穂郡の境界
【コース】　　林道広場(14:00)→水舟(14:40)→馬攻場(15:00)
　　　　　　　→山頂(15:05)→鞍部(15:20)→林道広場６合目(16:10)
【参考資料】　新・分県登山ガイド「福岡県の山」

　キツネノカミソリが咲いている季節になった。オフ会を計画していたが、変更していた。実行すれば良いお天気に恵まれたことだろう。30日はニューピークに行くことにしたので近場の古処山でオオキツネノカミソリの鑑賞です。昨年の夏に孫と行って以来久しぶりの古処山です。午後2時も過ぎているので、古処林道終点から登ることにしました。

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　良いお天気で暑そうですが、Ｘ-ＴＲＡＩＬで出かけました。一応ザックは持ちましたが食料は持ちません。林道終点には車が1台駐車していました。

林道終点の水場	林道終点からの登山口

登路の左はえぐれています	大きな土石流があったようです。

白糸の滝も水流が多い	石畳にも水が覆い

　軽登山靴を履いてＷストックを持って歩きます。登山道は荒れています。梅雨は大雨であったので、その影響も見たいところです。谷の水は多いようです。登り始めはまあまあです。登山道脇が土石流で流れています。今までで一番土石流がひどかったようです。更に登山道もぼこぼこです。いつも飲み物が冷やしてあるところの前後もやられていました。すぐ上の滝(私は白糸の滝と呼んでいます)も水量が多く涼しそうでした。
　

牛巖	はじめて現れたキツネノカミソリ

ひどくエグレた登路	現れた群落

良く咲いていました

	水舟への道の横もえぐれています。

　そして、この脇のコンクリート石畳の登路には水がだいぶ流れています。牛巌付近はコンクリートの石畳なので無事でした。更に登ればやはりえぐれています。そして谷を横切るところはひどくやられていました。更に登ったところでいよいよキツネノカミソリの小群落が現れます。蕾もありますが、良く開花しています。見頃のようです。写真を撮ります。更にすこし登ると咲いています。

コース脇が流れています。	コースの上に土砂がろ・・・・

水舟	水舟上のキツネノカミソリ

　三角杉の辺りはまた土石流がひどいところです。なんとか登路は確保できているようで登るのには支障はありません。更に山腹を巻いてコンクリートの石畳の所も良く水が流れていたようで今まで見たこともないところがえぐれていました。水舟はいつもより水がある感じでした。この上の斜面には花があり、きれいでした。

蕾のキツネノカミソリ

	ここが馬責場への入口です。

　ここからさらに急坂を登るが、右の斜面にも花の群生がありました。降りてくる人と出会います。写真を撮りながら登ります。この付近は正面登山道では一番登山道らしい所です。ツゲの古木やカエデの大木も見られる。ツゲ原生林への入口の新道は最近周囲の木がきられたり、枯れたりして非常に分かりやすくなった。キツネノカミソリが良く咲いています。

馬責場も近い	馬責場です

日当たりが良いので良く咲いています。

馬責場から山頂への道	山頂からの江川ダム

　途中から「馬責場」への近道の左方向へ山頂を巻きます。馬責場の大きい群落は少し色が褪せているところもありましたが、大部分は見頃でした。ここから山頂へ登ります。こちらは岩の間の尾根コースで、ツゲの幼木の緑がすばらしいところで気に入っています。

籾岳	十石山

左は安見ケ城山・右は大平山	英彦山方面

福智山方面	平尾台方面

周防灘方面	マユミのある広場

　山頂国見岩からの展望は良好でした。江川ダムも満水です。宝満山や福智山そして周防灘などが良くみえています。九重方面は霞んでいます。時間も遅いのでここから下山です。正面を下りました。

マユミの広場下のキツネノカミソリ

　

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