福万山(1236m)湯布院の山
【日時】 １９９６年８月１１日（日）
【天候】 曇
【メンバー】 単独
【アプローチ】自宅（甘木市）−地方道−ﾙｰﾄ210−地方道−登山口
【山名】 福万山ﾌｸﾏﾔﾏ（1236m）
【コース】 湯布高原ゴルフ場登山口(9:20)−山頂(10:20)(10:40)
−登山口（11:40）
【参考資料】 分県登山ガイド 大分県の山
倉木山の帰りに福万山に行ってみました。この山は倉木山に対面するように由布院盆地の西側にあります。山頂付近は草原と少しの潅木からなる展望の山です。
２１０号線が南にカーブしているところを直進すれば左に別荘地への舗装路があります。これを登れば、別荘地の標識に福万山登山口も書かれています。それに沿って登ればゴルフ場の西側に着きます。ここまでは車道も広いが、関係者立入禁止の立札があります。
急坂コースとちがったコースを登るときは、ゴルフ場のメインテナンスの建物の裏から、ゲートを通り、変圧器を右に見ながら行けば、登山口に着きます。これはスポーツセンターからきた登路です。
立入禁止区域を避けて、近くに駐車し、車道を少し登って、登山口から標識に沿って登ります。最初は幅広く緩やかな真っ直ぐな坂道で、リョウブの花の咲いた雑木のなかを登ります。ゴルフ場から騒音も良く聞えます。その内、急登の坂道になります。しばらく登ればジクザグになったところもあり、振返ればゴルフ場や湯布院の町がみえます。しばらくは雑木そして潅木のなかの急な坂道を行きます。ｸﾙﾏﾕﾘ、ｷｽｹﾞ、ナデシコなどを見ながら、その内ススキや笹の中にアセビ、ﾂｹﾞ、ﾐﾔﾏｷﾘｼﾏが点在する草原にでます。風も強く、涼しくなりました。山頂はガスで見えません。下の景色もガスの中に消えています。
ようやく分岐点に着きます。通常は西の尾根から登り南尾根方面急坂を降りるようです。ここからは風が強くとばされそうでした。間もなく山頂です。ガスで展望は効きません。時にゴルフ場が見えるだけでした。
下りは分岐点から右に降りてみます。下るに従ってガスがきれ下の景色が見え始めます。ここの草尾根もススキが茂っている所は、足下がみえない。その内、坂も急になってくると、樹林がみえてくる。
しばらくで、自然林にはいり歩きやすい道を下る。そして杉林になると登山口に着く。１組の登山者と会った。
ここから未舗装の車道を左に行けば、変圧器があり、更に扉があり、すぐに車の駐車場所だった。
帰りは、牧の戸峠を経由した。さすがに、黒岩山に登っている人がいつになく多いようだった。阿蘇山や三俣山、崩平山などははガスの中だったが、涌蓋山等はガスは被っていなかった。登山口に車が５−６台駐車していた。