喫煙について思うこと
喫煙について思うこと
私が禁煙を始めたのは１９９５年の６月でした。この禁煙も１つの契機となり登山をはじめたわけです。勿論喫煙をはじめてからずっと長い間 禁煙については考えていました。タバコをやめないと５０歳から６０歳を越えた頃から仕事に差し支えがでる。仕事を長くしたいなら禁煙すべきであると私たちの世界の大先輩が書かれた本の影響もありました。しかし、どうしても２４時間の禁煙 さえが出来なかったのです。 仕事柄３時間くらいまた５〜６時間くらいの禁煙は平気でしたが、せいぜい１５時間くらいです。
１９９５年６月のある朝のことでした。書斎で仕事前に一服と思ったのですが、丁度タバコが切れていました。昼休みに買うつもりいたのですが、 この頃は仕事も忙しく煙草を買う時間もありませんでした。近年は、家内 との約束は「タバコだけは自分で買うこと」にしていました。ついに仕事も終わった夜になりました。 どこかにあるはずとタバコを探しましたが、運良く？見つかりませんでした。夕食時にふとテレビを見ると禁煙方法の番組があることがわかりました。これは 「タバコがほしくなったときには水をコップ一杯飲む」というものでした。ガムを噛んだり、飴玉をなめたり、昆布を噛んだりするものではありませんでした。そこで、私は その日の夕食後に水をコップ一杯飲み 喫煙する前に就寝しました。そして、無事に朝になりました。ようやく、２４時間禁煙が達成できました。喫煙をはじめて３４年ぶりのことです。これはうれしくて 、そして励まされました。実はさらに、この翌日封を切ったばかりのタバコが出てきたのですが、水につけて廃棄しました。これ以来、タバコを吸うことはありませんでした。 ただし、禁煙パイポはしばらくくわえたりしました。
しかし、私は誰にでもすぐに禁煙が出来るとは思ってはおりません。私も禁煙したいと思ったときには出来なかったわけですから・・・。 人に禁煙しろとはなかなかいえないものです。一番大事な禁煙の意志だけでは解決できないようです。禁煙に成功した人の多くは、私と同じように偶然の機会に何となく成功している人 も多いようです。四苦八苦して禁煙をした人は大変ですね。そして、そういう人はやはり再び喫煙に戻っている人も あります。そんな人は禁煙を続ける努力が大変だなぁ〜とお察し致します。 しかし、家族ためにタバコを家の中ではすわない、そして、人がいるところでは吸わないということになればやはり禁煙した方が過ごしやすい世の中になってきつつあるのです。がんばりましょう。
街でも同じことですが、山での喫煙は周囲にいる喫煙をしていない登山者に気を使うと同時に喫煙のモラルを守るのは当然のことかと思います。そうでなければ、街と同じように禁煙地帯が出来たり 、山でのタバコは禁止などという規則が出来るかも知れません。モラルが低下すると規則で縛ろうとしてくるのは目に見えています。
＊タバコもアルコールも大量にやっていた友人は、ある時から酒とタバコをきっぱり止めました。私たちは驚きました。しかし、勿論私たちもちょっとくらいは いいだろうといったりはしません。続ける様に言いました。それ以来ずっと止めている様です。勿論理由は聞きました。理由は体調問題ではありませんでした。 残念ながら今では彼はガンに冒されています。ヘビーな人ほどやめることが出来るとも言われていますが、アルコールをやめるのは私には出来ません。ヘビーではないからかもです。 週１日もやめることが出来ません。結局死去しまた。
しかし、やはりアルコールも過ぎると健康に悪いのはわかっています。まず、山頂でのビールをやめることにしました。 特に下山時間と関係があります。これは「飲酒運転」と関係があるから当然です。そして、最近スクリーンのレイトショーに行った日は飲酒をやめることにしました。遅 い時間からは飲酒しないということです。これはすぐに実行出来ました。これでアルコール依存症では無いのかもしれないということになりました。週２回行けば ２度休むことになるので なるべく２度以上はスクリーン覗きに行きたいのですがなかなか見たい作品がないときもあります。テレビのドラマも好きなものですから。普段の酒量は減らすべきかと思って 減らしています。しかし、こんな生ぬるいことより、本当はキッパリと断酒すべきかもしれません。しかし、今は断酒までは行きません。何となくこれが無いと精神的に参る気がします。
最近はまた少しアルコールが増えたかもしれません。清酒は冷酒を時々、ピールはほとんど飲みません。焼酎のロックを愛飲しています。