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日本の作品と外国の作品は色分けしています。

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10月31日(火)最近購入したＤＶＤにて1962年の東映作品「ちいさこべ」を見ました。7人の子らに幸せを・・・・と先日までＮＨＫの木曜時代劇で主演・小沢征悦で放送されていました。映画版は原作とはＴＶ版よりさらに違うところが多いようです。でも170分の大作です。一部・二部と分けてありました。錦之助はこのような文芸作品に出る器ではあったと思っています。しかもこれは当時は当たらなかったと云うことです。錦之助はこのような文芸作品に出る俳優と思われていなかったのかもしれません。、当時の東映の大川社長は娯楽路線を突っ走っていたのでなかなか錦之助も名優への道を閉ざされたかのように見えました。そして、東映としっくりいかなくなったと云われています。この「ちいさこべ」は山本周五郎原作で田坂具隆監督、中村錦之助主演のなかなか良い文芸作品です。チャンバラはありません。私も1962年のスクリーンは見ていないようです。

10月30日(月)の夜は「Ｔ・ジョイ久留米」3番にてレイトショウー・午後9時55分からの「父親たちの星条旗」を見ました。観客は15人くらいでした。太平洋戦争末期に硫黄島の激戦で星条旗を掲げた「英雄」の生き残り兵士の息子によって書かれた同名の原作がもとになって、父親が語らなかった硫黄島の激戦を生存者を訪ねて取材していくのですが・・二部構成となっていて12月に日本側から描いた作品「硫黄島からの手紙」が公開される予定です。監督はどちらもクリント・イーストウッドです。戦闘場面はありますが、戦闘ドラマではなく、人間ドラマとして作られています。戦争には勝者も敗者もないどちらも家族などを残して死んでいくだけというむなしさ？を描いているのかもしれません。この映画の出演者は知名度のある俳優はでていません。ライアン・フィリップ、ジェイシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチなど。イースドウッドはアンサンブル・キャストなので知名度は必要はないと考えたようです。この原作の映画化権はスピルバーグが持っていてクリント･イーストウッドに監督の依頼があったのです。撮影は硫黄島(スピリチュアルな場所)では行えないので、オファーのあったアイスランドで行われました。画面の色もモノクロ、薄いカラー、そして、もう一つシェイドの違う色と時代分けされています。評価は「優」☆☆☆☆★としておきます。「硫黄島からの手紙」が楽しみです。

この後「硫黄島からの手紙」のプレミアムショーがありクリントイースドウッドのインタビューなどをテレビで見るにつけ、イースドウッドの映画界での生き方をかいま見ることが出来ました。最近見たクローズアップ現代でも以前聞いたことのあるのと同じ話をしていたようです。

10月26日(木)は「Ｔ・ジョイ久留米」5番にて×さんと午後9時10分からのレイトショーにて「地下鉄メトロに乗って」を見ました。観客は10人程度でした。監督は篠原哲雄、出演は堤真一、岡本綾、田中泯、常盤貴子、大沢たかお　など。×さんは「大沢たかお」の大ファンです。浅田次郎の自伝的なタイムスリップ・ファンタジー小説が原作になっています。平成から昭和へタイムスリップした真次が出会った男・・・・。真次を通した時代が描かれています。タイムスリップものとしては整合性のとれない部分が多くあります。地下鉄に乗ってタイムスリップするのですが、この地下鉄が昭和の象徴として描かれています。真次と父親のアムールと呼ばれる男、この父と子の物語であり、父との邂逅の話であり、ある意味では真次との叶わぬ恋の関係にあるみち子も現世には存在しない女、この血の因縁の物語でもあります。ＣＧはあまり使わなかったと言うことですから、「三丁目の夕日」を期待してもいけません。編集は「グエムル」のキム・ソンミンです。良い作品でした。評価を「良」☆☆☆☆・とします。

10月25日(水)は「Ｔ・ジョイ久留米」10番にてレイトショーの「トリスタンとイゾルデ」を見ました。観客は6人でした。監督はケヴィン・レイノルズ、出演はジェームズ・フランコ、ソフィア・マイルズ、ルーファス・シーウェルなど。英国人らしいソフィア・マイルズが新人ですが、良いです。ケルト伝説が元になっているお話ですが、各部族が分裂している暗黒時代のイングランドの騎士トリスタンは戦いで重傷を負います。敵国アイルランドに流れ着き、王の娘イゾルデに匿われ、献身的な看病を受けるうちにに恋に落ちます。トリスタンとイゾルデは過酷な試練に見舞われます。物語は波乱万障でおきまりの結末ですが、面白いストリーでした。ロミオとジュリエットの悲劇の原型といわれているようですから、結末は分っていますが、その置かれた状況は少し違うようです。元来はクラシック音楽ファンだったのでワグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」という名前だけは知っていましたが音楽そのものを通して聞いたことも、見たこともありません。お話の内容がようやく分かりました。一度ワグナーの楽劇を見てまたは聴いてみたくなりました。ワグナーの楽劇で見たのは「ニュールンベルクの指輪」だけです。この映画「トリスタンとイゾルデ」は2005年制作の作品なので、大々的には宣伝されていないようです。評価は「良」☆☆☆☆・とします。見たことのあると思ったジェームズ・フランコは「スパイダーマン」のハリー・オズボーン役をしていましたね。ソフィア・マイルズは「フロム・ヘル」や「アンダーワールド」に出演していますが、未見です。ヒロイン役は今回が初めてのようです。

10月19日(木)は「Ｔ・ジョイ久留米」5番にてレイトショーの「ブラック・ダリア」を見ました。観客は10人程度でした。出演はジョシュ・ハーネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナーなど、監督はブライアン・デ・パルマ。ボクシングがきっかけでエリザベスという若い女の惨殺事件を捜査することになったロス市警のパッキーとリー、。パッキーは被害者とそっくりのマデリンと知り合い関係を持つ。リーはこの事件に異常に執着し、彼の恋人ケイは心配するが・・・・・・ヒラリー・スワンクが惨殺された女性とそっくりの人間を演じるます。ケイはミステリアスな過去を持つ女性です。このバッキーとリーとケイの3人の関係を中心に描かれています。ヒッチコックのモチーフが生きる作品です。始めゆっくりで最後は一気に解決です。実際にはＬＡで起こった事件は未解決になっています。これに基づいて書かれたジェイムズ・エルロイの小説「ブラック・ダリア」が基になった作品です。エルロイは「ＬＡコンフィデンシャル」の原作者でもあり、幼い頃母を惨殺されの後も驚くべき経歴の持ち主でもあります。実は最近スカーレット・ヨハンソンに興味があります。なかなかの色気を感じさせる女優の１人だと思っています。以前の「モンタナの風に抱かれて」の時に始めて気づいてのですが、この時は脇役でした。「アイランド」にも出演していました。「マッチ・ポイント」で一気に私の中で大きくなったと言うところです。見終わった後に知ったのですが、マデリン(ヒラリー・スワンク)と名前はヒッチコックの「めまい」のヒロインと同じ名前だったようです。この時はキム・ノヴァクの二役でしたが、今回はヒラリー・スワンクとミア・カーシュナーと別配役となっています。制作予算の都合で一部ブルガリアにＬＡのセットを組んで撮影されたということです。やはり制作費には苦労しているようですね。アンタッチャブルの時も金のかからない設定に変えた場面があったそうです。評価は甘いですが、「優」☆☆☆☆★とします。マデリンとエリザベスがあまり似ていないのは難点かもです。スカーレット・ヨハンソンの母親の名前はメラニーだそうです。

10月18日(水)の夜は「Ｔ・ジョイ久留米」6番にてレイトショーの「16ブロック」を見ました。観客は20人程度でした。ブルース・ウィリス、主演、リチャード・ドナー監督でうらぶれた初老の刑事が証人を16ブロック先の裁判所まで、護送することになるのだが・・・人間は変われるのか、最後に少しのどんでん返し？があります。サスペンス・アクションとしてみる作品でしょう。評価は少し甘めで「良」☆☆☆☆・とします。

10月10日(火)は続けてこれは×さんとレイトショーです。「Ｔ・ジョイ久留米」7番にて午後9時45分からの「ワールド・トレードセンター」を見ました。観客は25人程度でした。オリバー・ストーンの監督の作品であの9.11テロを政治色をぬきにした悲劇の中に人々の善を見いだすという物語に徹しています。よい作品でしたが、監督特有の政治色が出ていなのには、一抹の寂しさをかんじました。出演はニコラス・ケイジ、マイケル・ベーニャ、マリア・ベロなど。評価は「優」☆☆☆☆★とします。

10月10日(火)は「Ｔ・ジョイ久留米」6番にて午後7時45分からの「ザ・センチネル陰謀の星条旗」を見ました。観客は10人程度でした。監督はクラーク・ジョンソン出演はマイケルダグラス、キーファー・サザーランド、キム・ベイシンガー等。三つどもえが見事です。シークレットサービス内部に裏切り者がいる。かってレーガン大統領を暗殺から救ったピートはトップ調査官のブリッキンリッジから裏切り者の疑いをかけられ始めるのだが。マイケル・ダグラスは大分老けた感じですね。評価は「良」☆☆☆☆・とします。

10月６日(金)の夜は録画していたＴＶドラマの特番の「アンフェアー」をＨＶで見ました。2007年3月に公開される「アンフェアー　the　movie」に続くようです。篠原涼子はなかなかよくなりました。今は彼女のファンになっています。

10月５日(木)　レンタルＤＶＤの「ロード・オブ・ウォー」を見ました。監督アンドリュー・ニコル、出演はニコラス・ケイジ、イーサン・ホークなど。ユーリーは武器商人となり、この世界のトップにのし上がっていく。リアルな武器商人のお話ですが、あれだけの武器を売りまくり自分では人は殺していないという鉄面皮こそ武器商人の命なのでしょう。武器商人のリアルさが現れて、ある意味で良い作品でした。

TV連ドラ木曜時代劇「ちいさこべ」最終回を見ました。原作とは違ったラストでしたが、山本周五郎の原作も良いですね。最近読みました。中村欣之輔主演の映画「ちいさこべ」のＤＶＤを予約しています。結構高いです。

10月4日(水)　最後はどちらかが死ぬという設定のラブストーリーのテレビドラマや映画が多くなったのは、韓流の影響でしょう。こんなに偶然どちらかがみんな死ぬはずもないのに・・・というところです。このようなストーリーには少し倦きましたので、韓流作品をほとんど見なくなりました。明るくて楽しいラブストーリーの作品も見たいものです。

10月3日(火)は「Ｔ・ジョイ久留米」3番でレイトショー(午後9時10分)からの「涙そうそう」を見ました。ただ今上映中の作品の中では一番人気の様で観客は30人くらいでした。あのヒットした夏川りみの「涙そうそう」をモチーフにしたＴＢＳの作品です。題名通り涙を誘うように作られています。監督は土井裕泰、出演は妻夫木聡、長澤まさみ、小泉今日子など。血のつながらない兄妹の愛の物語です。ラブストリーなのか純粋な兄妹愛の物語なのかは、見た人が感じることでしょう。上映が終わって照明が点いても余韻に浸っているのか？誰も立たないので私は始めに立ちました。珍しいことです。沖縄に行きたくなりました。ただし、評価は辛めの「まあまあ」☆☆☆・・としておきます。

10月2日(月)は「Ｔ・ジョイ久留米」7番で「レディ・イン・ザ・ウォーター」を午後7時30分から見ました。観客は10人ほどでした。Ｍ・ナイト・シャラマン監督作品、出演はポール・ジアマッテティー、ブライス・ダラス・ハワードなど。フィラデルフィアでアパートの管理人をしているクリーブランドはアパート内のプールに潜んでいた”レディー”を発見する。この不思議な”水の精”が出てくる一種のおとぎ話で、怪物や住民を巻き込んでの物語です。「シックス・センス」からは作風が落ちているというようにちまたの評判も良くありませんが、スクリーンで見ればそれなりの作品でした。前半は話が分からず、眠たかったのですが、後半はようやくおとぎ話だと気づき眠気もようやく覚めました。テレビで放映なら多分見ないでしょう。評価は辛～くして、久しぶりの「そこそこ」☆☆★・・とします。

ついで「Ｔ・ジョイ久留米」8番にてレイトショー午後9時30分からの「夜のピクニック」を見ました。こちらは観客8人くらいでした。「涙そうそう」に観客を取られていた？様です。監督長澤正彦、出演多部未華子、石田卓也「夜のピクニック」は本屋大賞の恩田陸原作が原作です。24時間で80㎞を歩く夜行軍。高校生活最後の3年生の貴子と融には何か秘密がありそうでその友人達の気遣いは・・・。祖れ゛それの家族の描き方はイマイチでしたがねこれもちまたの評判はイマイチのようですが、思ったより良い作品でした。これは原作を読む予定です。評価は「まあまあ」☆☆☆・・としておきます。

10月1日(日)の夜はＶＴＲに録画していた監督ジョージ・シドニー、出演タイロン・パワー、キム・クヴァク、ヴィクトリア・ショウなど「愛情物語」を見ました。天才ピアニストエディ・デューチンの妻と子と音楽に捧げた愛の人生・・やはり不幸の名作ですね。始めて見ました。ピアノ演奏はカーメン・キャバレロです。

10月1日(日)は引き続き久しぶりのレンタルＤＶＤにて監督テリー・ジョージ、出演ドン・チードル、ソフィー・オコネドウ、ホアキン・フェニックス、ニック・ノルティ、などの「ホテル　ルワンダ」を見ました。難民1200人をホテルに匿い守りぬいたホテルマンの物語です。署名運度で上映されたという曰く付きの作品です。大国は時刻の利益にならない国の紛争には関わらないという典型的なルワンダの内紛。100万人が虐殺されたと言われています。

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