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この年から評価が甘くなります　この色は日本映画です。この色は外国の作品です。ご意見は掲示板にお願い致します。

1月は外国作品3本と国内作品3本を見ました。

つづいて、1月30日（火）午後9時45分からの「Ｔ・ジョイ久留米」7番にて、手塚治虫のマンガを原作とする「どろろ」を見ました。観客は50人くらいでした。妻夫木効果でしょうか？大分以前から手持ちしていた手塚治虫全集の「どろろ」を読みました。事前知識があると少しは内容が分かったというところです。やはり事前の知識はあった方が良さそうです。勿論映画用の脚本で作られています。この手のマンガをき実写映画にするのは。勿論ストーリーは原作とは違っていますが、それなりの工夫は見られました。柴咲コウは叫んでいる場面が多いです。監督は塩田明彦、出演は妻夫木聡、柴咲コウ、瑛太、杉本哲太ね麻生久美子など。マンガの実写映画は難しいですね。評価は「まあまあ」☆☆☆・・とします。

1月30日(火)は「Ｔ・ジョイ久留米」にてハシゴをしました。まず、「幸福な食卓」そして、「どろろ」です。まず8番にて7時50分からの新しい家庭映画である「幸福な食卓」を見ました。観客は10人くらいでした。何の問題もない様に見える家庭に潜んでいる狂気や優しさ・・・別居している母親、自殺未遂の父親は父親をやめている、長生きするために適当に生きる兄、真っ直ぐに生きようとするヒロイン佐和子の家族を見つめる姿・・人は誰かの愛に守られて生きている。ヒロイン役の北乃きいがなかなか良い味を出しています。そして、同級生役の勝地涼も良いです。監督は小松隆志、出演は北乃キイ、勝地涼、平岡裕太、さくら、羽場裕一、石田ゆり子など。良い作品でした。評価を「良」☆☆☆☆・とします。

1月29日(月)は実話を基にした作品「幸せのちから」を見ました。幼い息子とホームレス生活も強いられながら地道な努力で道を切り開き、成功を手にした実在の人物クリス・ガードナーのお話です。アカデミー賞にノミネートされています。人生のチャンスは至る所にあるのですが、彼の場合は数学が得意で数字に強かったので証券の道に入ったという風に描かれています。納得出来るストーリーです。勿論それだけではなくて運も味方しています。監督はイタリア人のガブリエル・ムッチーノ、終演はウイル・スミス、そして子供ヤクには彼の息子です。評価を「良」☆☆☆☆・とします。

1月24日(水)は「Ｔ・ジョイ久留米」2番にて午後7時10分からの「それでもボクはやってない」を見ました。観客は30～40人くらいです。周防正行監督が新聞に載った痴漢冤罪事件(一審有罪・東京高裁で無罪になった事件・・仲間達の協力があったようです。)に引かれて「Shall we ダンス?」から構想11年もかけて脚本を書き上げた作品。出演は加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司など、満員電車で痴漢現行犯にて逮捕された徹平は無罪を主張して裁判となります。この作品は冤罪裁判劇です。日本の裁判制度の矛盾をつく社会派ドラマとして作られているようです。判決はどう出るのか、大半は裁判所内の映像です。弁護士や仲間達の奮闘・・・判決やいかに・・というところで、2時間以上の長尺の作品ですが、最後まで画面から目が離せませんでした。良い作品でした。評価を「優」☆☆☆☆★としておきます。ただし、事前に”キネマ旬報”の特集を読んでいました。

痴漢冤罪は誰にでも起こり得る身近な冤罪です。無罪の証明はなかなか難しいといわれています。痴漢をやっていないのに痴漢を認めて手続きを簡単に済ませる人も多いのかもしれません。そして、真犯人は懲りずに痴漢行為を続けるのでしょうね。

仕事(午後6時30分自営業)が終わってすぐに家を出るとなんとかこの時間からの上映には間に合います。(距離にして約20㎞)水曜日でレディースデイのためか久しぶりにチケット売り場に並びました。私はレイトショーが多いのでほとんど並ぶことはありません。何を見るためか上映時間を見ると「マリー・アントワネット」にも良く入っているようでした。この「それでもボクはやってない」はフジテレビと東宝が噛んでいます。ＴＶなどでも紹介されていますので知られているようです。

1月23日(火)は「Ｔ・ジョイ久留米」1番にて午後9時からの「ディパー・デッド」を見ました。観客は40人程度でした。監督マーティン・スコセッシ、レオナルド・デカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ出演、の香港映画「インファナル・アフェアー」のリメイク作品です。犯罪者の一族に生まれたビリーとマフィアのボスに育てられたコリンは同じ時期に警察学校で学び、ビリーは覆面としてマフィアに潜入、コリンは警察に潜入という運命を背負わされたのです。元ネタは見ていなかったのですが、見てみたいと思っています。元ネタには東洋の思想が感じられるらしい。2時間23分の長い作品ですが、良い作品でした。評価を「優」☆☆☆☆★とします。一週間ぶりに映画に行きました。

＊アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞

1月15日(月)は久しぶりに「Ｔ・ジョイ久留米」1番にて「ラッキーナンバー7」を見ました。始めは分かり難いストーリーで眠かったのですが、途中から結末が見えてきたので目が覚めました。監督ポール・マクギガン、出演ジョシュ・ハーネット、ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマン、ルーシー・リューほか。始めはいろんな事件が無関係に関係なく起こっているように見えます。そのうちにそれがある事件と関係あるのではと思ったときから目が覚めました。良いクライムサスペンス作品でした。Ｒ15です。観客は15人程度でした。始め眠かったので、もう一回見る必要がありそうですが、評価を「良」☆☆☆☆・としておきます。