【日時】 ２００５年２月２０日（日）
【天候】 曇時々晴
【メンバー】 単独
【アプローチ】自宅（甘木市）−地方道−R322−古処山正面登山口
【山名】 古処山(862m）甘木市と嘉穂郡の境界
【コース】 登山口駐車場(9:10)→林道広場(10:00)→水舟(10:30)
→古処山山頂(10:55)(12:50)→馬責場(13:00)
→林道三叉路(13:45)→国道322号(14:00)
→旧八丁越入口(14:10)→国道322号(14:40)→駐車場(15:10)
【参考資料】 分県登山ガイド「福岡県の山」
コース図です。画像をクリックすると大きくなります。
八丁越登山道の様子を見ようと八丁越コースを３年ぶりに下ってみました。
まだ雪の降らない午前８時２０分過ぎに家を出て、地方道にてキャンプ場に向かう。途中から雪が多く降ってきた。午前９時前に秋月キャンプ場の駐車場に到着。５台くらい駐車している。革製の軽登山靴を履き防寒のためにスパッツを付け雪が結構降っているので雨具の上上着を着た。Ｗストックは持ちます。
舗装林道終点 炭焼窯跡 白圭園 バスで到着した団体さんの一行を見ます。午前９時１０分頃に出発します。結構雪がふっています。最近の雨で谷の水量も多いようです。谷脇のウメが咲いています。
舗装林道の終点の広場はぬかるんでいます。ここから未舗装の遊歩道に入ると、湿っています。この辺りで炭焼窯の跡を見ました。はじめて気がつきました。二つ目の堰堤付近は二合目の標識があります。この辺りで友人のＴ君から携帯がありました。登山口駐車場で私の車を見かけたというものでした。今回は偶然会うことになりそうです。まもなく白圭園です。いつも衣服の調整をしているのですが、今回はしませんでした。ここから橋を２回渡るとすぐに石畳となります。湿ってい雪もうっすらと積もっています。用心して歩きます。
古処林道終点 お気に入りの小さい滝 牛岩 沢が２俣になり右俣を少し登ると依然と倒木が放置されている。右側の山の斜面は倒木がおおく無惨です。石畳はなくなると沢から離れ、尾根を登り、左俣の左岸に出ます。沢を渡れば、舗装された林道広場に出ます。車はありません。まだ林道は通れないようです。
水舟 古処山山頂 知人のグループ ここからもゆっくり歩きます。下山してくる人にも会いました。階段状の石積を歩きます。「牛岩」を右に見て紅葉谷分岐は７合目で合目標識が新しくなっています。この辺りは結構白くなっています。三角杉の中は登路に水が流れています。そして、ガレタ谷を横切り、石の階段を登り水舟に着く。水舟の水は多かったようです。水舟から少し急になった登路を登り、古処山頂を巻き縦走路に出る道が右に分岐しています。足跡は見えません。そのままカルストの間を登れば真弓の大木のある広場です。少し積雪があります。さらに岩の多くなった登路を登れば２人の登山者がいる山頂だった。
山頂には午前１０時５５分に着いた。雪で白くなっています。家に携帯電話をします。雪は小降りなりました。江川ダムはかすかに見えています。日の当たる筑後平野も時には見えています。食事をすることにします。お湯を沸かしているとＴ君のグループが登ってきましたＴ君は最後尾のようです。皆さんも食事の用意でした。一緒に食事をしました。知り合いのグループがいたので結構長居をしました。私は八丁越へと下ります。彼らは屏山との鞍部から下山する様でした。このグループと２月２６日（日）に仰烏帽子山に同行することになっています。
すっかり雪の解けた山頂 馬責場 雪のある下山路
午後１２時５０分に一人で八丁越方面へ下山するので馬責場を目指します。こちらには歩いた跡があります。先にいたふたりの足跡です。北風はさすがに冷たいが強くはありません。ここは静かなところで山頂が混んでいるときに食事をしたりするにはなかなか良いところです。今回はしません。ここから左へ正面登山道への巻き道もあります。そのまま八丁越へと下山します。秋月は見えています。
千手分岐 八丁越への道 アセビとｶﾔﾉ原
急な坂道にはうすい積雪があります。まだとうけつもありぬかるんでいないのがいいようです。さらに落葉樹の間の緩い尾根を下ります。後方には古処山が見えています。千手への分岐を右に分けるところには林道があります。これを分ける左の尾根筋を歩きます。ここで間違えると大変遠回りになります。ススキのある明るい所を歩きます。少しは展望も効きます。これを過ぎると照葉樹林の間の歩道は急な坂道となります。少し凍結気味なので用心して下ります。ここは湿っていると滑りやすい所です。所々に巻き道もあります。この急坂を下り切るとヒノキ林となります。ここは少しぬかるんでいるところもありました。後方から団体らしい声が聞こえてきました。
急な下山路 ヒノキ林の下山路 林道三叉路 左へ下る 前方が明るくなってくると、林道三叉路に出ます団体さんが追いついてきました。ここで休憩の様です。この林道を右の方へ歩いても峠近くの国道に出ます。近道はこの三叉路の下る林道を歩きます。秋月の標識に従い右の杉林へ登りさらに下ります。再度ヒノキ林となり、この中を下ればR322が見えてきます。国道を500mばかり下ったところにある林道二は鎖がありますが、隅は少し明けてあります。ここから旧八丁道標識に従って右へ歩くと左側にのガードレールの切れ目に秋月街道の標識があり林道から降りることができます。手入れがなされています。旧街道の石畳の所が残っています。八丁苑キャンプ場の跡付近には新しい林道があり、防砂ダムが出来ています。
国道が見えてきた 八丁越への入口 石畳 新しい林道を横切ると標識があり以前からの遊歩道に出ます。倒木の処理はなされています。左に沢を見ながら石畳の旧街道を下ると、いくつかの防砂ダムを見ます。所々登路は水が流れているところもあります。左岸途中に立派な水路が出来ています。上方に国道のガードレールが見えます。新しい倒木があり、コンクリートの手すりが見えてくると間もなく右に下り防砂提を見ます。左に折れると国道３２２号線だ。
石畳 国道を再度横断 潭空庵の上部 R322を横切り標識に従って、沢の右岸を下りコンクリート橋を渡って左岸にでると歩きやすくなります。潭空庵にでるまでに石畳や防砂提が５つくらいあります。茶屋には誰もいないようです。そのまま下ると、車道にでます。左に下れば左にキャンプ場入り口があります。本覚寺を左に見て駐車場です。午後３時１０分だった。
