嘉穂郡の揺拝所からの馬見山978m
【日時】 ２０００年７月２日（日）
【天候】 曇時々晴
【メンバー】 単独
【アプローチ】自宅（甘木市）−地方道−R500−R322−林道−林道登山口
【山名】 馬見山860m 甘木市・嘉穂郡の境界
【コース】 宮小路三叉路(10:40)−登山口(10:55)−風穴(11:30)
−林道(11:55)−水場(12:20)−岩(13:00)−御神所岩(13:20)
−馬見山山頂(13:35)(14:25)−宇土浦越(15:00)−水場(15:25)
−林道（15:45)−車(15:50)
【参考資料】 分県登山ガイド「福岡県の山」、福岡県の山歩き 海鳥社
福岡・佐賀県の山歩き 葦書房、
まだ、歩いたことのない嘉穂郡側から馬見山へ登ってみました。急な登山道でこの日は特に蒸し暑く、バテ気味で登りには時間がかかりました。
投票を済ませて、家を午前９時５０分にでました。秋月から３２２号線の八丁越を過ぎてしばらく下れば、三叉路があり林道へ右に折れて馬見山キャンプ場へと向います。しばらく走ると三叉路があり右に古処登山道の標識がある。さらに進んで宇土浦越への標識を右に見てすぐの宮小路の三叉路付近にある堰堤の付近に駐車します。午前１０時４０分でした。今回はザックはデイパックにして、靴はゴム長靴を使用しました。勿論Ｗストックは手放せません。
ここから舗装の林道を小石原方面へ歩いて登山口に向かいます。右に広場がありすぐ先の右側に馬見山道の標識があります。ここから入ると遙拝所の石碑があり、写真を撮りました。この左側を登って行きます。谷沿いに登れば左に渡りそのまま谷沿いに歩きます。ここらで福山さんから携帯がありました。仕事中の様でした。さらに登ってそのまま谷を見ながら登っていると踏跡が不明瞭になり荒れてきます。そういえばテープもないようです。（ここは以前は登山道だったようです。風倒木が多くて変更になったようです。）すぐに戻ります。途中から尾根に取り付く急登の道に直角に曲がっています。
ジクザクに登り少し降ると急に涼しくなります。風穴でもあるのかと右を見れば風穴と書かれた大岩の間から涼しい風が吹き出でいます。水音もしています。鍾乳洞でもあるのでしょうか・・デジカメを取り出そうとするとありません。携帯電話を取り出すときに落としたようです。急いで先ほどカメラを出した場所に戻るとおちていました。この往復は１０数分でしたが、急に疲れが出てきました。この風穴付近に旧登山道は通じているようです。ここから尾根の急登になります。ここの途中は風もなく暑くて少し休憩をしました。
さらに登れば林道に出ます。右へ少し行って、ひょしきのあるところから左の杉林に入り登れば、カヤトの林道終点が右下に見えています。この辺りでも休憩をしました。ピークを巻くように右の方へ山腹を歩けば右下から谷音が聞こえてきます。まもなく谷に近づいて最初の水場です。ここでもしばらく水遊びをしてしばらく休みました。ました。靴がゴム長靴なので水の中も平気です。しばらくすると足冷えてきます。これからは谷沿いに歩き、樹林の中でも谷に沿って歩きます。この辺り炭焼窯跡が多くあります。登路が沢状になったところも在ります。こんな所はゴム長靴の得意とするところです。このこの辺りで、どこでも水を補給できます。空になったペットボトルに補給しました。結局は飲みませんでしたが・・・。
沢から離れて急登すれば、大岩があり展望が効きます。さらに登れば馬見神社上宮が祭られた御神所岩です。ここでも一休みします。岩の左の急登を登れば、展望の良い場所に出ます。下に上宮があるのでおそれ多いので上にはあがらず、岩の横の方から展望を楽しみました。ヤマボウシもまだ咲いているようです。木々が多くて木陰ですが、風がなくとても暑い。
まもなく自然林となり木段もあり手入れをされた登山道を登れば、少し開けたところを抜け、三角点のある山頂です。縦走路を左へ行ったところにベンチがあるので、そこで大休止と昼食です。いつもの餅ラーメンとヒールです。今日は500mlを持参していました。耳納山が見えています。帰ろうとしたときにＪＨ６ＢＺＢのコールが聞こえたのでしばらく交信しました。彼はコンテストのために耳納山系の鷹取山にいるということでした。
これから宇土浦越を目指します。この辺りは、数回歩いたことがあります。木段の多い縦走路を降ります。空は暗くなってきました。時たま屏山がよく見えるところがあります。いくつかのピークを越して、ベンチの在る広場で休みました。さらにヒノキ林のピークを巻いて、倒木でカヤトの原になったところを下れば宇土浦越です。左へ下れば江川ダムです。
ここから初めてのコースである右へ降ります。九州自然歩道です。杉林の中を淡々と下ります。えぐれたところ、歩きやすい尾根歩きや階段等あります。標識に突き当たり右下に下れば、谷沿いを下るようになりこれを渡る所に樋があり水場です。ここでもしばらく遊びました。さらに何度か谷を渡り、最後の谷を渡るところも水場になっています。谷音が聞こえなくなってきて、しばらく杉林の中を歩けば林道終点に出ます。この右側が谷で堰堤が見えています。コンクリート舗装の林道を下れば鎖があり、南嘉穂林道にでます。右折してすぐが堰堤のある駐車場所です。
夕方には雷を伴った夕立がありました。