清栄山1006m 阿蘇南外輪山
【日時】 １９９７年８月３日（日）
【天候】 曇後晴
【メンバー】 単独
【アプローチ】高速道−R57−R265−R385−高森峠峠
【山名】 清栄山1006m 阿蘇南外輪山
【コース】 林道入口(8:20)−牧野入口(8:40)−黒岩峠(9:10)−
山頂(9:35)(10:20)−登山口(11:30)
【参考資料】 山と渓谷社「九州１００名山」、九州１００山峰
中央山地の山に行こうと思っていたのですが、朝起きが遅れて、マイ・リストの山の１つである清栄山ｾｲｴｲｻﾞﾝに行ってみました。
自宅を出たのが午前６時過ぎ、高森峠に８時頃に到着した。登山口がはっきりしないので、付近をしばらくうろうろする。新道の高森峠のバス停のすぐ先は高森トンネルであるが、その手前に標識があり、左に旧道を登ると、まもなく高森展望台に着く。ここ辺りから自然歩道はあるのではないかと思ったのだが、見つけることは出来なかった。
ここからしばらく旧道を下ると、左側に林道があり、角に九州自然歩道の標識がある。ここに車を駐車して林道を歩く。車の轍の跡もあり車でも行けそうだが、草丈は高く、左右の段差のひどい所がある。杉林の中を歩くと途中に左に草を刈ったところがあるが、このまま、林道を歩く。途中に伸びた草に隠れそうな自然歩道の標識がある。杉林が終わったところの峠は祖母山の展望が良いところだ。なんか、ガイドとはちがうなぁーと思いながら歩きました。
標識に従って、林道から牧柵をすり抜けて牧道に入る。牛が草を食べている。舗装された牧道を下り、少し登りになったところに標識がある。これに従って防火帯の草の刈られた歩道を歩く。
左は自然林、右は牧野になっている。いくつかのピークを過ぎると村山からの車道が見えてくる。この辺りは祖母山の見晴らしがいい。しかし、牛の糞の多さにはには参る。
ピークから急降下すれば、黒岩峠だ。ここは立派な車道だ。ここから標識に従って防火帯の切り分けを登る。河原ナデシコやｷｽｹﾞを見ながら急登を登れば、左は急な崖になっている。やがて岩のある山頂へ着く。細長い山頂でベンチがある。右側は緩やかな傾斜の牧草地帯、左は旧崖の灌木地帯だ。
ここからの展望は３６０度だ。中央山地の国見岳から祖母山、九重の山々、阿蘇の山々、南外輪山の山々がすばらしい。そして、高森町の市街地。しかし、日陰は無く暑い。ラーメンおにぎりの朝食をしていると家族連れが登ってきた。黒岩峠まで車で来たそうだ。しばし騒いで「次の山に行くぞうー」で１５分ばかりで下山していった。
それから私も下山したのでした。ﾊｲ
往路と同じコースを戻ったのですが、どうも以前のガイドブックに記載されているコースと違うような気がしていたのですが、林道で草の刈ったとこから山林に入り込んでみると、旧標識がありました。踏み分けはほとんどありませんが、草刈りがなされています。これをたどればどこへ出るか分かりませんが、行ってみてもよかったかなぁーと思いました。しかし、「高千穂野」に寄り道を決めていたので登山口へ急いだのでした。
黒岩峠まで車でくれば、２０−３０分で清栄山の山頂です。お手軽な登山ならこれもいいかも・・・しれません。
これから「高千穂野」への登山口の「清水峠」を目指します。